ゾンビもの。
ゾンビに近づくとゾンビが消える遺伝子を持った男の話。
ほぼハーレムをどう運営していくか、ハーレムの各メンバーがどんな葛藤を持っているかとかの話
ゾンビだったりはその辺りを成立させるための舞台装置にすぎない。
その辺りを描く群像劇。
個人的にこの割り切りは良い。
ゾンビものは大体対人間となるか、ゾンビが進化するかのどちらか。
そういった戦闘方面ではなく、社会的な話に進んだのは独自性がある。
ちゃんと嫉妬の感情を書いたりなど、リアルさがあるので読んでいて面白かった。
これとは別に主人公視点の短編もある。