PS版の発売日に買った十三機兵防衛圏のSwitch版が本日(202204/14)発売。
買った理由は、アトラスから発売ということだけであんまり内容に期待はしていなかった。
が、やってみたら個人的にADVとして最高のSF作品だった。
ゲーム性も+するとシュタインズゲートを超えているかもしれない。
ちょうどSwitch版も発売するのでPS版のクリアレビューをする。
目次
感想
個人的に最近やったゲームで最もはまってプレイした最高のゲーム。
ADVとしてこれを超えるゲームはほとんどない。
SFというジャンルに絞れば一位だと思う。
できるなら記憶を消してもう一度やりたいぐらい。
追加シナリオとかあるなら、間違いなくSwitch版も買っていた。
SF好きやシナリオ好きなら絶対におすすめ。
逆にバトルパートは微妙なので、バトルパート目当てでの購入は止めておいたほうがいい。
十三機兵防衛圏の魅力
このゲームの魅力は、なんといっても十三人の主人公。
メインキャラ十三人にそれぞれのシナリオがあり、それぞれが主人公。
更にそのシナリオも単独で存在しておらず、各人同士のシナリオが絡み合っている。
サブキャラも含めたキャラ同士の掛け合いがこのゲーム最大の魅力の一つ。
他にクラウドシンクという会話の内容を考えて選択可能な選択肢システムは、あたかも自分自身がゲーム内で疑問を考えて投げかけるようにゲームに没入できるし、
シナリオが最初はロックされていて、他の主人公の特定のポイントに合わせてアンロックされるシステムは、謎だらけのシナリオが徐々に解き明かされていく快感を味わえる。
みんな個性的で魅力的な主人公なので、最後までプレイして嫌いになったキャラは誰もいなかった。
また全員の機兵起動シーンは実にカッコいい。
システム面
このゲームのシステムは主に3パートに分かれていて、3つのシステムが絡み合いながら徐々に謎を解き明かしていく。
追想編
このゲームのメイン。
それぞれの主人公のシナリオパート。
究明編
追憶編と崩壊編で明らかになった事実が収められたアーカイブ。
他のゲームだとTIPSとかが該当する。
他のパートで出てきたキーワードの詳細だったり豆知識だったりを閲覧できる。
それだけでなくて、時系列順にシナリオを見直したり、より詳細な内容を確認したりできる。
膨大な内容が記録されていくので、これを見てるだけで時間が過ぎてしまう。
崩壊編
バトルパート。
機兵を用いてシュミレーションバトルを行う。
たぶんここが一番このゲームで評価が低いパート。
このパートだけやったら確実にこのゲームを止めてしまうかもしれない。
正直、戦闘システムとしては見るべきものはないし、あんまり出来は良くないと思う。
ただここでしか見れない戦闘前の会話でのキャラの掛け合いは非常に味がある。
崩壊編はシナリオの最後という位置づけなので十三人の主人公が全員集合して、掛け合いを行うのでシナリオの途中で聞くとネタバレを少し聞いている気分になる。
その辺りは楽しめる要素。
PS版との差異
PS版との差異はほぼなし。
ざっと見た感じはシナリオに関係しない以下しかないので、PS版を買った人は買う必要はないかも。
特典が欲しいなら話は別だが。
- バトルパートの兵装の追加
- ダウンロード豪華版特典「デジタル・シークレットファイル」
- 先着購入特典「デジタル・アートワークス」