おすすめネット小説 : 武士は食わねど高楊枝

2021年11月10日

ローファンタジー。
ファンタジー化した地球に転生した主人公が、鬱な事件に巻き込まれながらも成長していく話。

クトゥルフ神話のような不気味さ、後味の悪さが特徴。
鬱展開が多い。
話の展開はローファンタジーのような話で、成長や仲間との交流が楽しめるのだが、大体は鬱展開で終わる。
このため、後半になってくると平穏な話を見てもああこれは後の鬱展開のためね・・・という感想になってくる。

第一部から第二部、そして第三部と一気に舞台が変わる。
話のテイストもだいぶ変わるので頭の切り替えが必要。

上記の注意点を除けば、現代を舞台にしたファンタジー小説として傑作。
力量が高いので、作者の他の小説もおすすめ。