オカルト小説。ほんのりホラー。
渡り鳥倶楽部に属する大学生二人の恋愛及びホラー体験記。
霊感を持つ大学生二人がお互いを相棒として様々なオカルト事件に首を突っ込んでいく。
鈍感な男と、恋心を抱きながらも踏み出せない女の恋愛劇の側面もある。
色んなオカルトのエピソードが、少しずつメインストーリーと繋がっている。
それぞれのエピソード中のオカルト部分はそこまで怖くはないのだが、エピソードの最後がバッドエンド風でちょっと怖いので注意。
一応主人公は霊感があって対抗はできるが、決して強いわけではない。
読んでいると、世にも奇妙な物語を思い出した。