ミステリ。
1998年に自殺未遂後に性格が変わってしまった少年のことを、2012年に探偵が調査していく話。
過去に少年に関わった人間に探偵が話を聞き、徐々に少年が何者だったのか、何が起こったのかを解き明かしていく。
といっても探偵もかなり怪しい人物であるので、この話は調査対象である少年と調査している探偵、両方がどんな人物でどんな動機を持っているかが明かされていくのが面白い所。
ミステリというよりサスペンスというか、ドキュメンタリー?
正体自体ははっきりと明かされなかったが、これぐらい謎めいた方が作品の雰囲気として面白かった。