火・金・日がネット小説レビュー。それ以外は株・猫・ゲームの雑記。

『温泉シャーク』サメ映画にあるまじき面白い映画

前々からサメ映画には興味があって、2が製作中とのことで見に行こうと思ってた。
で、2行く前に前作を見たかったので、配信を待ってたんだけどついにアマプラで配信されたので視聴した。
想像以上に面白くて、映画って美麗な映像やCG技術がすべてじゃなくて、脚本と演出なんだなぁと感じ入った。
監督の腕が光るB級映画を超えた作品だと思う。

全く退屈しないテンポの良さ

この映画、とにかく中だるみしない。
サメはかなり安っぽいし、捕食シーンもギャグっぽかったりと映像はだいぶ低予算感満載なのに脚本がとにかく退屈させない作りになってる。
次から次へとポンポン強引に展開が進みツッコミどころに来たらまた次のツッコミどころと行き着く暇もない。
見終わったら全く退屈しない一時間だったと笑って満足できる。

温泉シャークの無駄に豪華な設定

温泉シャーク、学名カルカロドン・フォンス・カリドゥ。いや覚えられないわ!
温泉シャークでいいや。

このサメ、設定が盛りに盛られてて自衛隊は愚か米軍艦隊も撃退してしまう。
以下作中で出てきた設定。

・古代の軟体生物であることから地中の給湯管や水道管を自由に移動可能
・なぜか温泉を普通の地面にも沸かせて出現可能
・噛まれると毒で人を汚染
・口から高濃度メタンガスを吐いて銃火器を暴発
・頭から電磁パルス(EMP攻撃)で艦隊を撃退

盛りすぎぃ!
途中まで無敵生物すぎて完全にギャグ生物かと思った。
あ、あと「シャーク!」って鳴き声で鳴きます。

暑海市長が実質主人公

外部からこの映画で語られるのってだいたい謎のマッチョなんだけど、映画見終わったら好きになったのは市長だった。
序盤は典型的な悪役で、ほとんどの映画だと途中で取り巻きに見捨てられて終わりだからこのまま退場かなあと思ってたのに、後半では奮起して暑海市のためにサメ討伐に立候補して潜水艦に乗り込み解決する。
命をかけて暑海市を守った市長がMVPだ!

こんなのB級映画じゃない!

面白すぎてB級映画の皮を被った傑作怪獣映画。
こんなの面白すぎるだろ・・・!
B級ならB級らしく部分部分がキラリと光る一点ものであるべきなのに、この映画は全編通して面白い。
B級詐欺。

「バス・バスターコール」「サメの罠だ!」とか爆笑したw
映画館でも吹き出してただろうから、家で見ると遠慮なく笑い転げる。

何度見ても爆笑できる最高に楽しいエンタメ映画なのでオススメ。

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