PlayStation Plusのエクストラプラン以上でプレイ可能なゲームカタログ。
その中の目玉ゲームであるGhost of Tsushimaをトロコンまでしたのでレビューと感想。
非常に面白いゲームで、絶賛されるのも納得の出来だった。
目次
総評
名作!
ストーリーは若干癖があるが、それ以外の部分が満点。
ここまで広いオープンワールドは移動時間にだるさを感じてしまうものだが、このゲームは全く感じなかった。
戦闘も毎回緊張感があって、ステルスと真っ当なバトルのバランスが素晴らしい。
一騎打ちはSEKIROのボスバトルのようで楽しかった。
独断のキャラ総評
このゲーム、キャラが面白すぎる。
基本的にサイドストーリーをやらないとキャラの話が進まないので、ぜひサイドストーリーは全てやってみて欲しい。
お気に入りは、石川先生と堅二。
境井仁
主人公兼ヒロイン。
葛藤したり、動揺したり、闇落ちしたり、父親に反抗したりと色々と忙しい。
この歳で急に思春期が来て大変。
この話は実質反抗期を迎えた仁さんが大人になる話だと思う。
志村
叔父・・・と思いきや、父親枠。
プレイする前の評判からは誉れに固執しすぎていて融通が効かない人かと思いっていた。
が、救出した際に仁の行いを不問にしたり、最後のチャンスを与えたりと意外と柔軟。
仁の毒での戦術に反対したことも、相手に利用されたことを考えると、確かに一理ある。
最後にちゃんと援軍に来たことも、一騎打ちで仁と戦おうとしたこともカッコいい男。
あと壱岐編で仁の父親はちゃんと登場したが、やっぱり仁の父親は志村。
圧倒的な頑固おやじ枠。
石川先生
師匠枠・・・と思いきや、反面教師枠。
石川先生と境井仁の掛け合いが面白すぎた。
このサイドストーリーだけ仁の言動、辛辣すぎない?
そして石川先生も尽くそれに反発する。
結果として、二人の掛け合いが漫才っぽくなっていって好き。
あと石川先生が何時「黙れ小童!」と言わないか心配になった。
ストーリー
ちょっと独特の感性がある。
大体の流れは納得できるし、理解できる。
が、仁が誉れを捨てたり、冥人として活動する部分がちょっと唐突すぎる。
一応理由付けはあるので完全に唐突ではないのだが、感情移入できるほどではなかった。
あと散々ネットでネタにされている「お侍様の戦い方じゃねぇ・・・」は、唐突すぎてびっくりした。
どんな戦い方をしても言われるので無理やりすぎる。
グラフィック
非常に美麗。
このゲームで特に綺麗なのが、空と風と草原で揺れる草の描写。
他のゲームでも今ではリアルな描写は多いが、上記の描画はこのゲーム随一。
これらは写真で見るよりもこのゲームの方が引き込まれるものを感じた。
戦闘システム
SEKIROに似た剣戟アクションが基本。
単純な攻撃はガードされるし、こちらもガード可能。
相手の致命攻撃はガードできないので回避が必要など、似通った部分が多い。
ただSEKIROのような死にゲーではなくて、様々な手段でダメージは通しやすいに逃げながらの攻撃も可能なので難易度は高すぎることはない。
個人的にはこちらのアクションの方が好み。
色んな戦闘手段があるので、戦闘するだけで楽しかった。
トロコンのためにレベル上げする必要がないのもいいバランス。
ゲームクリア時間
95時間ぐらい。
これは通常のトロコン+壱岐編トロコン+冥人奇譚を少しを合わせた時間。
通常のトロコンだと恐らく60時間ぐらいだと思う。
非常にボリュームがあり、全く退屈しなかった。
大体は移動時間なのだが、ロード時間は短いし、馬の移動もなぜか心地よくて全然気にならなかった。
収集物も多いので、移動しながら物を埋めていけば意識しない内にトロコンに近づいていけた。
長時間プレイしたが、全くダレることも無かった珍しいゲームだった。
トロコン
全マップを埋めつつ、収集物を集めていけば自然にトロコン一歩手前になるようになっている。
が、トロフィー条件に普通にプレイしただけでは全くわからないトロフィーが2つあって、これだけはトロフィーを見てからヒントを見ないとわからなかった。
一つは、装備を特定のものにすること。
が、これのヒントがゲーム中にない。(たぶん。自分には見つけられなかった)
なので、ヒントなしでは無理だった。
もう一つは、墓で特定の笛を吹く。
これも特に言及がないので、トロフィーを見るまで分からなかった。
さすがにゲーム中にヒントぐらいは配置しておいて欲しい。