淡海乃海　水面が揺れる時

2021年12月15日

歴史改変。
朽木家に転生した男が天下を統一する物語。

戦国時代だとやはり織田信長となるが、転生先が畿内のため、この作品で初めて知った事情も多い。
織田信長を中心にすると既に没落していたり、単なる敵だったりする相手がメインで歴史の勉強としても良い。

話としては、心理描写多めの戦記。
逆に細かい合戦の様子などは描かれずに、ひたすら領地を広げていく感じ。

全体的に主人公に都合の良い展開が多くて、ほぼ苦戦などはなし。
また筆者の方の歴史人物に対する推測や考察が多いのも特徴。
この辺りで好き嫌いが出そう。